表参道ヒルズを歩く
2016-01-13
表参道ヒルズがどんなところか知っていますか?高級なブランドばかりで自分には関係ないと思っている方も、ショッピングにはあまり興味が無いという方も、表参道に来たなら一度は訪れていただきたい場所です。
なぜなら、歩くだけでも充分楽しめるから!
表参道ヒルズは、安藤忠雄のデザイン。建築的にも非常に魅力的です。

原宿側から坂を登って来ると表参道ヒルズのマークが見えてきます。

青山側から見た表参道ヒルズです。一体どんなところなのでしょうか?

通りに面したお店にはジュエリー、コスメ、高級ブティックなど華やかなお店が並んでいます。
外壁にはLEDパネルが使われていて、特にクリスマスシーズンには美しいイルミネーションを見ることができます。

表参道ヒルズのメインエントランスです。
ここから本館に入ることができます。
が、まず訪れていただきたいのは青山側にある同潤館です。
この建物は、表参道ヒルズが建つ前にここに建っていた同潤会青山アパートだった建物で、ここだけ取り壊されずに残されたものです。
表参道ヒルズの場所が全てこのような落ち着いた雰囲気の建物だったところを想像できますか?
現在、中には1階から3階までギャラリーをはじめおしゃれなお店が入っており、気軽に入ることができます。
ちょっと昔の表参道に思いを馳せながら、建物自体の雰囲気も感じてみてください。
ここから外を眺めると、騒がしかった大通りも何だか違って見えるような気がします。

階段を3階まで上ると、本館の3階に行くことができます。
実はここの通り道も天気がよければ青空が広がるささやかなおすすめスポットです。

そもそも、なぜ上から入ることをおすすめするのかというと、表参道ヒルズ本館は全体が螺旋状の回廊になっているのです。そのため、上から入れば、あとはずっと緩やかに下りながら全てのお店を見て回ることができます。

なんだかゴージャス。ただのエスカレーター、ただの通路もとても華やかに見えます。もちろんエスカレーターもありますが、せっかくならスロープを下りながら館内をじっくり眺めてみてください。
表参道ヒルズは表参道の歴史や文化、従来の景観などに配慮し、調和できるようにと設計されたそうです。設計は世界的にも有名な建築家である安藤忠雄氏です。例えば建物の高さは、ケヤキ並木と同じ高さになるようにし、本館内部のスロープの勾配も表参道の坂と同じくらいの傾斜になるようにしたとのこと。そう思いながら歩くと、さらに味わい深いものになりませんか?<br/t>
また、お店のバリエーションも多岐に渡ります。どのお店も個性的で洗練されたものばかり。眺めているだけでもいつもと違った気分を味わうことができると思います。ちょっと敷居が高くて入りづらいと思いきや、意外なことにレストランやカフェなどランチタイムやティータイムなら1000円前後で利用できるお店もあります。お店に入って休憩するほどでもないけど・・・という場合には、ベンチを探してみてください。所どころにちょっとした休憩スペースもあるので歩き疲れても安心です。
いかがでしたか?表参道ヒルズはたくさんのお店があるだけでなく、とても素敵な建物なので、買い物好きな方はもちろん、そうでない方も、表参道に行ったらぜひ行ってみてくださいね。